ねむたい毎日

20代OL 毎日ねむい

そわそわとした気持ちは照れだった

もちもちとした人と会うため都会へ。待ち合わせをするのは久しぶりだ。長いこと一緒にいるが、まだ会うことにわくわくできることがうれしい。

ビールとともに中華料理をたらふく食べてブックカフェへ。ずっと行ってみたかったお店だったけれど期待以上!もっとチャラチャラした選書、客層だと予想していたが真面目な本好きが集う場所だった。

何冊か読んだけれど、ジョージア・オキーフについての本が面白かった。そういえば中学生の頃、美術の授業でシュルレアリスムを習ったときに初めてオキーフを知ったのだった。当時の美術の先生がすごく素敵な女性で、その先生がオキーフを好きだと言っていたのが印象深い。オキーフニューメキシコの家の写真集がほしくなったが、17,000円。た、高い…ずっとほしかったらいつか買おう…

店を出て我々の出身大学近辺へと向かう。もちもちとした人は卒業以来何度か来ているらしいが、私はかなり久しぶり。お店が変わっていたり新しいビルが建っていたり街自体にも変化があるし、久しぶりに来ると自分自身の見え方も変わっていて新鮮だった(こんなに不動産屋がたくさんあったのか…と思った)。

馴染みの居酒屋へ向かう。私はここの居酒屋のおじさんが大好きで、コミュニティ内で幾度となくこのおじさんの物真似をし流行らせた。卒業以来かなりご無沙汰になっていたので、さすがにおじさんも我々のことを忘れてるだろうなと思っていたが覚えていてくださった。なんとありがたいことか。なつかしいメニューを続々頼み、ぐびぐびお酒を飲む。遅れて合流してきた友人が「なんかうれしすぎて照れるね」と言っていてこのそわそわとした気持ちは照れだったのか、と思った。すこしでも多くお金を払って帰りたくてハイペースでお酒を頼み、かなりふらふらになりつつ帰った。