ねむたい毎日

20代OL 毎日ねむい

社会に紛れる赤ちゃん

最後の最後まで仕事が忙しい。いや、最後の最後まで仕事を残し続けていた私が悪い。

職場の「もう無理」「キャパオーバー」が口癖の人がこの部署の人員不足についてひとりで喚いており対応に困ったが、いつもの面白い先輩がその愚痴に「Yeah」と「Oh」で対応しつつ相手にしていなかったのがすごくよかった。こういう人になりたい。

しかしこのキャパオーバー君(先輩ですが)はいつも人員不足だとかパソコンが遅いだとか私の作った引き継ぎ書が不親切だとかで仕事が終わらない終わらないと喚いていて、人生で初めて出会うタイプの人だ。正直毎日ものすごくムカつくのだが、こういう赤ちゃんみたいな人が社会には紛れているのだなと勉強になった。

仲良くしていた隣の部署のおじさんからお別れのメッセージが届く。このおじさんとは変な意味ではなく普通に仲良しで、内線がかかってきたら正月なにしてたとか喋るしすれ違ったら元気?みたいな会話をする間柄で、私はそれが苦痛でもなんでもなかったのだが、それを見ていた周りの人からはけっこう心配された。おじさんとそういう会話をするのが嫌な女性もたくさんいるだろうし、そういう会話がエスカレートしてセクハラに繋がったりもするんだろうが、おじさんたちにとってなんと生きづらい世の中なんだろうかと思ってしまう。このおじさんはそういう線引きがきちんとした人で、いただいたメッセージもあたたかいものだった。違う部署の人からこういう風に気遣ってもらえるのはうれしいことだなあと思った。